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”She”
第2章 恋の成就。梨花さんとのセックス。
梨花さんが僕と抱き合って、こんなに感じてくれている。
そう思うと、胸が苦しいくらいに嬉しい。

「俺いま、すっごくうれしい。梨花さんとこうなれて」
ショーツの上から愛撫を重ねながら、頬にキスして囁いた。

今こうしているときも、梨花さんの心のどこかでは、後ろめたさがちらついているはずだ。
僕はその想いを梨花さんの胸から消し去りたい。

罪悪感と一緒に、旦那さんのことも忘れてしまえ。今だけは。

唇を離すと、梨花さんは僕に潤んだ目でほほ笑みかけた。
ゆっくりと、両足が開かれる。

白くやわらかな両腿の間にある、濡れた細いクロッチを横にずらした。我慢できなくてじっと見てしまう。

柔らかなふくらみには煙るような陰毛が生えて、ヴィーナスの丘の中央を走る溝を、そっと隠している。
丘の下、普段両太ももに挟み込まれている秘部には毛が生えておらず、むき出しの状態で、ピンク色の薄い粘膜がつやつや光っている。
立っているときに見える場所だけ毛を残してあるから、ぱっと見は無造作な感じだけど、ひとたび足を開けばつるつるの秘肉が丸見えだ。

このギャップ、悔しいくらいにエッチだ。

これなら、旦那さんが触った時にすぐに梨花さんのやわらかい場所に触れられる。
でも女友達と温泉にいったり、子供と一緒にお風呂に入っただけでは、そこがエッチの時のために丹念にお手入れされていることなんて誰も気づかないはずだ。

淫靡であざとい。

ああ、でも僕は、梨花さんのそういうところが好きなんだ。

「そんなにじっと見ないで」

梨花さんが恥じらう声で言ったので僕は我に返った。

「ごめん、でも、梨花さんとこんなふうになれたことが嬉しくてつい」

口では謝っているくせに、僕の手は傍若無人に梨花さんの両腿をさらに大きく押し開く。

クロッチをずらされてはみ出した花びらが、動きに合わせてぱっくりと咲いた。
膣口までが開いて、中でひくつくピンク色の肉襞まで見えた。

梨花さんがこの肉襞で僕のペニスをまさぐるのを想像するだけで、気が遠くなりそうだ。

梨花さんと僕が一つに結ばれるときは刻一刻と迫っている。
それがたまらなく楽しみで待ちきれない反面、そうなってしまうのが怖い。

梨花さんの濡れた淫裂は、まるでおっぱいをせがむ赤ん坊の唇みたいに、ちゅく、ちゅくっと動いている。

「文哉くん、お願い・・触って欲しいの」
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