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濡。
第9章 枕営業
懐石料理を食べながら
秋穂ちゃんにお酌をしてもらって

とりあえず普通の談笑

しばらくして、マネージャーが席を外した。


秋穂ちゃんは、緊張しているのか
黙ったまま懐石料理を食べている。


そろそろメインをいただきますか…

「秋穂ちゃんは、有名になれるよ」

「ほ…ほんとですかっ?」

俺は、日本酒の入ったグラスを持ちながら
秋穂ちゃんの横へ座る。


「どの業界でも、売れるためには身体を張らなきゃだけどね」

さり気なく、お尻を片手でスカートごしにソフトに触ってみた。


「…きゃっ…な、なにを」

「売れるためには大事なことだよ」

お尻の次は、太もも…

「で…でも、マネージャーが戻ってきたら…」

「マネージャーも了承済だ」

今度は、腰に手を回して密着する。

「俺には、財力も人脈もある。有名になる分…相手にはそれなりのものを払ってほしいんだ」

くっついたまま、耳の中を舌で舐めてみる。


「…そ、それなりのもの?」

「わかるでしょ?女の武器は身体だよ」

大胆に両脇の下から胸を掴んだ。
服の上からでもわかるぐらいの柔らかい感触。


「…きゃっ…か、身体をなんて…む、無理です」

秋穂ちゃんは俺の腕の中から離れて距離をとった。

「まあ、売れなくていいならいいんだけどね。まあ業界にいれなくなるけど」

軽い脅しをいれると
それは困るのか、隣の席に…ゆっくり戻って座った。


「ちょっと身体を楽しませてくれたらいいだけだよ。俺ももう年だから…妻の身体にも興味なくてね」


「………」

事前にマネージャーに伝えていた水着を部屋の屏風の裏で着替えてもらう。


「…こ、これでいいですか?」

俺の目に狂いはなかった。
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