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官能能力者 あおい
第30章 えっちな合宿:彼女のシンジョウ
セックスを重ねるたびに、先輩の身体が私に馴染むようになっていった気がした。二人の身体は元々ひとつで、それが今はたまたま2つに別れたのじゃないかと思うくらい、ピッタリとしているように感じてきた。

先輩、私から離れないで。私達は元々ひとつだったの。だから、どこにもいかないで・・・。
セックスをした後、先輩のペニスが私の膣から引き抜かれるときの喪失感はとても辛く、時に耐え難いものだった。
だから、何度も求めてしまう。先輩から身体を引き離されることは、私にとって、身体をふたつに引き裂かれるのに等しかった。

だから、この合宿。初めての泊りがけで先輩と一緒にいられる日。
うれしくて、うれしくて、たまらなかった。
3年生の先輩たちに、それとなく、設定に私と先輩が内緒で付き合っているというのを加えるよう促したのも私だ。

先輩はなかなか私とのことを公にしたがらなかった。
せめて、フィクションの中だけでも、私と先輩との仲を認めてほしかったのだ。

たぶん、先輩は気づいていなくて、設定を聞いてびっくりしたに違いない。

それでも、合宿中ずっと、先輩はやっぱり結城さんを追いかけようとしていて、それは、私をとてもとても深い悲しみの谷底に突き落とす。

どうして?先輩?私はこんなに、身体中であなたを愛しているのに。
こっちを見て・・・私を見て・・・。
ずっと、ずっと、そう思っていた。

初日、野外でのセックス。
さすがに、ああいうところでのセックスは初めてだった。
二人別々にペンションを出て、森で落ち合う。私から、先輩の首に腕を巻き付け、キスをした。
胸を押し付けると、先輩の股間が熱く滾るのをすぐに感じられた。
何度も何度も交わした逢瀬のお陰で、先輩の性感帯は全部承知だった。
ズボンの上からそっとペニスをなで上げる。
焦らすように、生地越しに亀頭を親指でクリクリと潰し撫でる。

ここ、弱いでしょ?すぐに欲しくなるでしょ?

またキスをする。舌を入れて、ジュルジュルと唾液を吸い上げるように。
歯の裏に舌を這わせる。それに合わせ、ぎゅっとペニスを強く握る。
唇を離すと二人の混じり合った熱い唾液が糸を引いて落ちる。

「ここでシテ・・・」

そっと耳元でささやく。
愛おしいペニスを指でなぞる。
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