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官能能力者 あおい
第30章 えっちな合宿:彼女のシンジョウ
☆☆☆
「私、折木さんに謝ったんだけど・・・」
東京駅で解散後、委員長と歩く。帰りの電車は一応同じ方向だ。
「なんか、怒らせちゃったかもしれない」
さっき、新幹線の中で起こったことを委員長に説明した。
折木さんは、「高島さんの目が」と言っていた。私はあの時、きっと佐々木さんを嫌な目で見ていたと思う。もし、自分が逆の立場だったら、好きな人が嫌われているのを、きっと苦しく思うだろう。
だから、謝ろうと思った。
「でも、そういう意味じゃなかったのかな?」
うーんと考えて委員長は
「折木さんが、そんな態度取るとは・・・。でも、もしかしたら、あまりにも図星過ぎたのかも知れない。それで、どうしていいか分からずに・・・みたいな?」
などと曖昧な推測を述べる。
「うーん、そんなものかなぁ、、、」
結局、これといってしっくりくる解釈もないまま、折木さんのことについてはペンディングとなった。
とにもかくにも、こうして私達の長いようでいて、短かった2泊3日の合宿は幕を下ろしたのである。
「私、折木さんに謝ったんだけど・・・」
東京駅で解散後、委員長と歩く。帰りの電車は一応同じ方向だ。
「なんか、怒らせちゃったかもしれない」
さっき、新幹線の中で起こったことを委員長に説明した。
折木さんは、「高島さんの目が」と言っていた。私はあの時、きっと佐々木さんを嫌な目で見ていたと思う。もし、自分が逆の立場だったら、好きな人が嫌われているのを、きっと苦しく思うだろう。
だから、謝ろうと思った。
「でも、そういう意味じゃなかったのかな?」
うーんと考えて委員長は
「折木さんが、そんな態度取るとは・・・。でも、もしかしたら、あまりにも図星過ぎたのかも知れない。それで、どうしていいか分からずに・・・みたいな?」
などと曖昧な推測を述べる。
「うーん、そんなものかなぁ、、、」
結局、これといってしっくりくる解釈もないまま、折木さんのことについてはペンディングとなった。
とにもかくにも、こうして私達の長いようでいて、短かった2泊3日の合宿は幕を下ろしたのである。