この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
官能能力者 あおい
第32章 どきどき♡おうちデート:がんばれ♪乙女回路
そんなこんなで、その後も、

何度か視線でクンニされる→ギリギリで理性を保つ→落ち着く→また視線でイかされそうになる→お手洗いを借りるという口実でなんとかその場を離れる→落ち着く→またまた・・・

という天国と地獄ラリーを3〜4往復繰り返すことになる。
どうしても言い訳がつかず、お手洗いを二回ほど借りることになったので、「どんだけトイレが近いんだよ」と呆れられたかもしれない。

それに、トイレでは秘所に手が伸びそうになるのを必死でこらえることになる。
さすがに、彼氏の家のトイレでオナニーしたら罪悪感が半端ではない。
乙女回路をフル稼働させて私は耐えた。

どうやら、委員長は私が演習をしているときに時間を持て余してしまうようで、私が熱心に計算をしているとエロい視線が飛んでくることが頻回だった。
なので、演習はなかなか進まない。

しかし、委員長の教え方のうまさと、私の乙女回路の頑張りのおかげか、なんとか、今日はここまで終われば上出来、というところまでは進めることができた。

「はあああ」

色んな意味でのため息が漏れる。
委員長はおそらくその意味の半分も理解していないだろうが、「お疲れ様」とねぎらってくれる。
まあ、大変だった理由の8割方はあなたの視線の影響なのですが・・・。

まあ、とにかくノルマは果たしたので、ここは早々に退散を・・・
「えっと、ありがとうね。なんとか終わったよ。
 あんまり長居すると何だし、今日はお暇を・・・」
「え・・・あ・・うん・・え!?」
委員長はちょっと慌てたようにする。
え?なんかまずったかしら?
「あ・・・おいちゃん・・・今日、これから用事あるの?」
あう・・・これは、まさか・・・。
「いや・・・ないけど・・・」
「えっと、じゃあ・・・もう少しゆっくりしていかない?えっと・・・いやじゃ・・なければだけど」
私はとっさに首を大きく振る。
いやじゃない!全然いやじゃない!
「良かった・・・。じゃあ、ちょっとおやつを持ってくるよ。そのへんの本でも読んで待っていて」
委員長はホッとしたような顔をして、部屋を出ていく。
ああ、そうか、私があまりにそそくさと帰ろうとしたから、心配をさせてしまったのか・・・。
いや、多分、委員長が思っている理由とはちょっと違うんだけどなあ・・・。
一人部屋で私は、「たはは」と頬をかく。
/313ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ