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官能能力者 あおい
第34章 イキ過ぎ文化祭:男女逆転ですと?
ここからはまた本編に戻り、語り部をあおいがつとめます。
☆☆☆
いろいろエッチなハプニングに満ちた夏休みが終わり、学力テストもまあなんとか見られる成績でしのぎきり、本格的に2学期が始まった。

2学期最大のイベントは「文化祭」。我が校にあっては、その校名にちなんで「星稜祭」と呼ばれているのだが、それがある。

どこの学校も同じだと思うが、クラスごとに出し物があり、それを決める必要があった。
こういう決め事はクラス委員である委員長ー柏木くんの独壇場である。

「さて、まず第一次のアンケート集計で多かったのがここにあがっているものです。ここで最終決戦投票をしようと思います」

今、候補に上がっているのは、

演劇
カフェ
クイズラリー
発表展示

の4つだ。うーん・・・。演劇以外ならいいかな・・・。
演劇のように、人前に我が身をさらすのは若干の危険を感じる。運動会のこともあるし、何かあってまた気絶でもしたら困る。

「はーい。チョットいいですか!?」

高橋君が手を挙げる。委員長が発言を促すと彼はおどろくべき提案をし始めた。

「俺、カフェにいれたんですけど、ただのカフェじゃつまらないので、性別逆転カフェを提案します!」

ええええ!
皆がざわめく。

「男子が女装を、女子は男装をして接客するってのはどうでしょう」

いやいやいや・・・そんなのダメでしょう。
皆も反対を・・・って・・・あれ?

ざわざわしているが、耳を澄ませてみると

「ええ!いいじゃん!」
「田中くんに女装させたい」
「遠山が男装とか面白くね?」

などなど。意外とノリノリだ。

「はいはい!それでは、カフェは男女逆転のも入れて、計5つで決戦投票をします!」
委員長が言い、皆に紙が配られる。1人一票。
私は無難に発表展示にした。

ところが、開票をしてみると・・・。

「はい・・・では、いちばん多かったのは12票入った男女逆転カフェ、です。今年の1年3組の出店は男女逆転カフェにします」

歓声が飛ぶ。そんなにやりたいか!?
運動会の時といい、うちのクラスの妙なノリにはたまに驚かされる。
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