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官能能力者 あおい
第34章 イキ過ぎ文化祭:男女逆転ですと?
☆☆☆
「なんだ、あの男女逆転カフェってのは!?」
美結が愚痴る。
帰り道、いつもの3人で駅に向かう途中である。
「そんなにやりたいのかな?男装とか、女装とか」
私も同感だ。
ただ、一人、ちょっと違うテンションの子がいる。明日香だ。
「いいですね・・・。いつもと違う服装、どんなファッションにするか・・・。燃えます!燃えるのです!!!」
え?そこ、燃えるの?
「明日香だって男装するんだぞ。いやじゃないのか?」
美結の言葉に明日香はちっちっちと指を振って答える。
「男装ファッションはりっぱなひとつのジャンルです。美結ちゃんは脚が長いし、短髪なので、絶対、絶対映えるのです。私にお任せください!!」
そして、私の方を見て、ニンマリと笑う。
「あおいちゃんは・・・そうとうフェミニンな雰囲気をまとっていますから、逆に男装をすることでギャップ萌が発生しそうな予感がします。委員長のハートを撃ち抜くなど、造作もないと思うのです!」
そして、ブツブツとなにやら私にはわからない、ファッション用語をつぶやき始める。あたまのなかは既にどんな服をコーディネートするかなどで一杯のようだ。
そういえば、委員長・・・委員長も女装を!?
いや、それはどうなの?
ちょっと想像してみる。ウィッグを付けて、まつ毛のエクステ、それから、頬紅や口紅で薄く化粧・・・。
ワンピース?いや、カフェなのだから、お給仕姿?
ふんわりスカートとか履かせてみちゃったりして・・・!?
ちょっと照れくさそうに俯き加減でお給仕とかしちゃったりして?
え?え?それって・・・それって・・・?
なぜだか急に顔が紅潮してしまうのを感じる。
いや、これはこれで・・・?あり・・・なのか?
「おい!ふたりして何をブツブツ言ってるんだ」
は!いけない、つい口に出ていた。
美結が呆れた顔でこっち二人を見ている。明日香はまだ空想の世界から戻って来ていない様子だ。
まあ、なにはともあれ、ちょっと楽しみになってきた。
よし!頑張ってみよう。
委員長の可愛い姿を見るためにも!
「なんだ、あの男女逆転カフェってのは!?」
美結が愚痴る。
帰り道、いつもの3人で駅に向かう途中である。
「そんなにやりたいのかな?男装とか、女装とか」
私も同感だ。
ただ、一人、ちょっと違うテンションの子がいる。明日香だ。
「いいですね・・・。いつもと違う服装、どんなファッションにするか・・・。燃えます!燃えるのです!!!」
え?そこ、燃えるの?
「明日香だって男装するんだぞ。いやじゃないのか?」
美結の言葉に明日香はちっちっちと指を振って答える。
「男装ファッションはりっぱなひとつのジャンルです。美結ちゃんは脚が長いし、短髪なので、絶対、絶対映えるのです。私にお任せください!!」
そして、私の方を見て、ニンマリと笑う。
「あおいちゃんは・・・そうとうフェミニンな雰囲気をまとっていますから、逆に男装をすることでギャップ萌が発生しそうな予感がします。委員長のハートを撃ち抜くなど、造作もないと思うのです!」
そして、ブツブツとなにやら私にはわからない、ファッション用語をつぶやき始める。あたまのなかは既にどんな服をコーディネートするかなどで一杯のようだ。
そういえば、委員長・・・委員長も女装を!?
いや、それはどうなの?
ちょっと想像してみる。ウィッグを付けて、まつ毛のエクステ、それから、頬紅や口紅で薄く化粧・・・。
ワンピース?いや、カフェなのだから、お給仕姿?
ふんわりスカートとか履かせてみちゃったりして・・・!?
ちょっと照れくさそうに俯き加減でお給仕とかしちゃったりして?
え?え?それって・・・それって・・・?
なぜだか急に顔が紅潮してしまうのを感じる。
いや、これはこれで・・・?あり・・・なのか?
「おい!ふたりして何をブツブツ言ってるんだ」
は!いけない、つい口に出ていた。
美結が呆れた顔でこっち二人を見ている。明日香はまだ空想の世界から戻って来ていない様子だ。
まあ、なにはともあれ、ちょっと楽しみになってきた。
よし!頑張ってみよう。
委員長の可愛い姿を見るためにも!