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官能能力者 あおい
第37章 イキ過ぎ文化祭:行き過ぎちゃった♪
「あ、あのね・・・先に謝るね。ごめんなさい。本当に・・・でも信じてほしいの、悪気はなかったんだ・・・」
委員長が驚いたように目を見開く。
そりゃ驚くよね・・・。
「ある日突然、こうなっちゃったの。自分でもコントロールできないの・・・」
そう、妄想を受け取らないようにできればいいのだけど、どうしてもキャッチしてしまう。
止められないのだ。
「ある日突然?・・・コントロールできない?そんな・・・」
委員長が呆然と私の言葉を繰り返す。
そう、超能力なんだけど、自分ではどうしようもない・・・。
「でも、いいこともあったの。このおかげで、柏木くんがどんな気持ちか分かって、柏木くんのこと私はいっぱい好きになった」
そう、ちょっとずるいけど、官能能力でキャッチした思いがあったからこそ、私はあなたの優しさや温かさを強く感じることができて、とっても好きになった。
「僕の・・・気持ち・・・同じ?」
少し、目を伏せて、考え込むような表情。
ああ、その表情ももうすぐ見られなくなるかもしれない。
「そう、同じ気持ちを感じられた・・・でも、柏木くんに黙って勝手にやっていたのは確かだから、嫌な気持ち・・・だよね?」
最後の方はかすれそうなほど小さな声になる。
委員長は大きく首を振ってくれる。気を、使わせてしまっているのだろう。
「そんな・・・信じられないよ・・・あおいちゃんが・・・」
うん、そうだよね、超能力だなんて・・・信じられないでしょう?
「うん、でも、本当なの・・・」と私。
「本当なんだね・・・」と委員長。
次のセリフが、ハモってしまう。
「超能力があることは」
「エッチなこと考えていることは」
「はい?エッチなこと?」
私は一瞬何が起こっているか理解ができない。目が点になる。
「え?超能力?」
委員長も思いっきり怪訝な顔をしている。
「え?あおいちゃんも、僕と同じようにエッチなことを考えることがたくさんあって、同じ気持ちだった・・・て・・・。え?超能力ってなに?どういう事?」
な・・・なに!!!
気づいていたんじゃなかったのか!!
頭をハンマーで叩かれたような衝撃が私を襲う。
ぐらんぐらんとめまいがしてきた。
「え・・・いや・・ナシ!ナシ!超能力とかなしだから!」
ははは笑ってごまかそうとしてみる。
委員長が驚いたように目を見開く。
そりゃ驚くよね・・・。
「ある日突然、こうなっちゃったの。自分でもコントロールできないの・・・」
そう、妄想を受け取らないようにできればいいのだけど、どうしてもキャッチしてしまう。
止められないのだ。
「ある日突然?・・・コントロールできない?そんな・・・」
委員長が呆然と私の言葉を繰り返す。
そう、超能力なんだけど、自分ではどうしようもない・・・。
「でも、いいこともあったの。このおかげで、柏木くんがどんな気持ちか分かって、柏木くんのこと私はいっぱい好きになった」
そう、ちょっとずるいけど、官能能力でキャッチした思いがあったからこそ、私はあなたの優しさや温かさを強く感じることができて、とっても好きになった。
「僕の・・・気持ち・・・同じ?」
少し、目を伏せて、考え込むような表情。
ああ、その表情ももうすぐ見られなくなるかもしれない。
「そう、同じ気持ちを感じられた・・・でも、柏木くんに黙って勝手にやっていたのは確かだから、嫌な気持ち・・・だよね?」
最後の方はかすれそうなほど小さな声になる。
委員長は大きく首を振ってくれる。気を、使わせてしまっているのだろう。
「そんな・・・信じられないよ・・・あおいちゃんが・・・」
うん、そうだよね、超能力だなんて・・・信じられないでしょう?
「うん、でも、本当なの・・・」と私。
「本当なんだね・・・」と委員長。
次のセリフが、ハモってしまう。
「超能力があることは」
「エッチなこと考えていることは」
「はい?エッチなこと?」
私は一瞬何が起こっているか理解ができない。目が点になる。
「え?超能力?」
委員長も思いっきり怪訝な顔をしている。
「え?あおいちゃんも、僕と同じようにエッチなことを考えることがたくさんあって、同じ気持ちだった・・・て・・・。え?超能力ってなに?どういう事?」
な・・・なに!!!
気づいていたんじゃなかったのか!!
頭をハンマーで叩かれたような衝撃が私を襲う。
ぐらんぐらんとめまいがしてきた。
「え・・・いや・・ナシ!ナシ!超能力とかなしだから!」
ははは笑ってごまかそうとしてみる。