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官能能力者 あおい
第37章 イキ過ぎ文化祭:行き過ぎちゃった♪
げげげ・・・そこを掘り下げないで!
口に手を当てながら考えていた委員長の顔がかっと紅潮する。
いや・・・それは・・・でも・・・まさか・・・など言いながら、落ち着かない様子だ。

「あ・・・あおいちゃん・・・違ったら言ってほしいだけど・・・」
女の子のメイクをした顔で、顔を赤らめて少しうつむき加減に言われると、なんか変な気持ちになる。もじもじしている様子が、まるで告白をしようとしている女の子のようだ。

「もしかして・・・エッチなことだけが伝わっている・・・とか?」

瞬間、私は脳内が真っ白になる。ついでに血の気も失せ、魂が口から抜けたようになる。

オワタ・・・。

完全にバレた・・・。

私の様子を見て、委員長は察したらしい。

「そ・・・れじゃあ・・・授業中とか・・・?」
ええ・・・そう、あなたのオマンコだの、ちんぽだのはみんなみんな伝わっていました。

「あおいちゃんの近くにいる時に・・・」
いい匂い♡とか、抱きしめたいとか・・・

「家に来てくれたときも・・・?」
クンニしてきたりしたよね・・・。

かかかか・・・委員長の顔がこれ以上ないくらいに赤くなる。
「ごめんなさい・・・悪気はなかったし・・・こんなこと、言えなかったし・・・」

やっとつぶやくように言い訳めいたことを言う。

「だ・・・め・・・そ・・・はず・・・」
委員長の口から言葉にならない声の断片が漏れる。

そしてそのまま、委員長は保健室を飛び出していってしまった。

ああああ・・・そんなー

これ、どうなっちゃうの!?
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