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官能能力者 あおい
第40章 透子の嫉妬大作戦
☆☆☆
「これより、わたしたちはチームです。
即席チームですが、このミッションは絶対に成功させましょう!」
カフェのテーブルを囲み、私、明日香、透子さんが座る。透子さんが作戦の概要をもう一度説明してくれた。
「名付けて、委員長嫉妬大作戦です」
男装した透子さんと私が街を親しげに歩いている様子を委員長にわざと目撃させ、委員長が自分から私に連絡をせざるを得ない気持ちにさせるーという、ざっくりいうとこういう作戦だ。
「明日香さんには、私の服のコーディネートと、メイクの監修をしてもらいたいのです!」
「なるほど!わかりましたです!お任せください!!」
透子さんも透子さんだが、明日香も明日香である。
いやいやどころかノリノリで作戦に協力するというのだ。
その日の午後いっぱい、明日香と透子さんに引っ張り回されてあちこち洋服を見て回り、さらに夕方には美容院を訪れ、あれこれと明日香が美容師と相談しつつ、髪型も男装しやすいものにカットしていった。
ちなみに本来の透子さんは肩まできれいな黒髪のストレートヘアだが、美結よろしく、ショートに切りそろえてしまった。
「ほ、本当にいいんですか?」
こんな作戦のために、きれいな髪を切ってしまって・・・。
「いいのよ!あおいちゃんのためです」
透子さんは意に介さない。
「すっごく似合っています!メイクの方法はさっき教えたとおりです。当日は私もお手伝いします。燃えますぅ〜!!」
明日香は大喜びだ。
本当にいいのだろうか・・・。
「これより、わたしたちはチームです。
即席チームですが、このミッションは絶対に成功させましょう!」
カフェのテーブルを囲み、私、明日香、透子さんが座る。透子さんが作戦の概要をもう一度説明してくれた。
「名付けて、委員長嫉妬大作戦です」
男装した透子さんと私が街を親しげに歩いている様子を委員長にわざと目撃させ、委員長が自分から私に連絡をせざるを得ない気持ちにさせるーという、ざっくりいうとこういう作戦だ。
「明日香さんには、私の服のコーディネートと、メイクの監修をしてもらいたいのです!」
「なるほど!わかりましたです!お任せください!!」
透子さんも透子さんだが、明日香も明日香である。
いやいやどころかノリノリで作戦に協力するというのだ。
その日の午後いっぱい、明日香と透子さんに引っ張り回されてあちこち洋服を見て回り、さらに夕方には美容院を訪れ、あれこれと明日香が美容師と相談しつつ、髪型も男装しやすいものにカットしていった。
ちなみに本来の透子さんは肩まできれいな黒髪のストレートヘアだが、美結よろしく、ショートに切りそろえてしまった。
「ほ、本当にいいんですか?」
こんな作戦のために、きれいな髪を切ってしまって・・・。
「いいのよ!あおいちゃんのためです」
透子さんは意に介さない。
「すっごく似合っています!メイクの方法はさっき教えたとおりです。当日は私もお手伝いします。燃えますぅ〜!!」
明日香は大喜びだ。
本当にいいのだろうか・・・。