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官能能力者 あおい
第41章 えっちな科学実験講座:超能力をカガクする!?
透子さんが考えてくれた「嫉妬大作戦」のお陰(?)で、委員長と無事に仲直りができた。そのかわり、大分恥ずかしい告白をしてしまったので、しばらく話し方がぎこちなくなってしまったが、委員長から避けられっぱなしという事態に比べれば、そのしんどさは微々たるものと言える。

もちろん、透子さんにも、明日香にもお礼を言った。二人にはどうやって仲直りしたかの詳細は言わなかったが、透子さんはニヤニヤしていたところを見ると察している様子だった。

そんなわけで、私と委員長の関係は文化祭前に、いや、それ以上に進展したと言ってもいいと思う。

「あおいちゃん、一緒に・・・」
「あ、うん。待ってて」
HRが終わった後、こんなふうに自然に会話を交わし、一緒に駅まで帰れるようになった。クラスでも私達の関係は公認になってきているようで、自然な光景として受け止めてもらえているようだ。

もちろん、こういうふうに帰れるのは委員長も私も放課後の活動がないときに限るのであるが、なんだか、青春という感じがするので、この会話、私は密かに気に入っていた。


そんな平和なある日、11月の声が聞こえるかというときだった。
何の話の流れからか、帰り道での話題が私の超能力に及んだ。

「あおいちゃんの超能力って、結局どういう能力なの?」
えっと・・・。はっきり言って非常に説明しにくい。話し出すと、私のこれまでの恥ずかしい体験に触れざるを得なくなるような気がする。それに、私自身、自分の能力については、「視線を向けられたとき、その人が思っているエッチな願望を体で感じてしまう」というくらいの理解しかないのだ。

「えっと・・・実はあまり良く分からなくて・・・」
まあ、半分は正解なことでお茶を濁そうとする。
しかし、これが間違いだった。

委員長はうーんと口に手を当てて考える。いつも、考えているときの彼のクセ。ちょっとかっこよくて好きなんだよね、これ。

「もし、良ければ、あおいちゃんの能力について、実験?させてもらえない?」

え?

実験?・・・この、官能能力を?
それってまずくないか?
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