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官能能力者 あおい
第43章 間章:科学部の日常
そ、それは、あおいちゃんの能力研究・・・!?
「いや、あれは、その・・・うまくいってないので」
適当に言い繕う。そう言えば、ここでパソコン使ってまとめているときに、遠藤先輩に声をかけられたことがあった。危ない危ない・・・。
「まあいいや、今日はこの辺にしておこう。後は各自、自由研究時間とする。」
「じゃあ、私はあっちで配合実験するからね。恭は?」
「俺は、VRプログラム上で既存のアニメを立体化するコンバート作業をするわ。ここのパソコンのほうがうちのよりスペック高いから」
「ふーん。柏木くんは?」
「ぼ、僕は・・・」
本当は今日もあおいちゃんと会う約束をしている。超能力のジャミング方法について検討するためだ。実はあおいちゃんは図書室で勉強しながら僕を待っている状態なので、早くこの場を離れたい。
「僕は、今日のところは家で計算式をまとめることにします」
「おお、そうか。じゃあ、また来週な」
手を振りながら遠藤先輩はさっさと元いた木棚の裏に引っ込む。
くっと背伸びをして佐和切先輩も配合実験の準備をしだした。
じゃあ、僕もこれで・・・。
面倒に巻き込まれる前に素早く理科室を後にした。
「いや、あれは、その・・・うまくいってないので」
適当に言い繕う。そう言えば、ここでパソコン使ってまとめているときに、遠藤先輩に声をかけられたことがあった。危ない危ない・・・。
「まあいいや、今日はこの辺にしておこう。後は各自、自由研究時間とする。」
「じゃあ、私はあっちで配合実験するからね。恭は?」
「俺は、VRプログラム上で既存のアニメを立体化するコンバート作業をするわ。ここのパソコンのほうがうちのよりスペック高いから」
「ふーん。柏木くんは?」
「ぼ、僕は・・・」
本当は今日もあおいちゃんと会う約束をしている。超能力のジャミング方法について検討するためだ。実はあおいちゃんは図書室で勉強しながら僕を待っている状態なので、早くこの場を離れたい。
「僕は、今日のところは家で計算式をまとめることにします」
「おお、そうか。じゃあ、また来週な」
手を振りながら遠藤先輩はさっさと元いた木棚の裏に引っ込む。
くっと背伸びをして佐和切先輩も配合実験の準備をしだした。
じゃあ、僕もこれで・・・。
面倒に巻き込まれる前に素早く理科室を後にした。