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官能能力者 あおい
第44章 ブレインハッカー:謎の侵略者
☆☆☆
数日後、僕らは例の空き教室で実験の続きを行っていた。
検討の結果、首から下は布は愚か、金属製の壁などで隠されていても超能力に対する防御効果はないようだった。

そうすると、首から上を覆えばいいのだろうか?
試しに紙袋のようなものですっぽりと頭部を覆ってみると、超能力が発現しないことがわかった。あおいちゃんがいうところの、『視線を遮れば超能力から逃れられる』というのは、どうやら頭部が重要らしい。

次の段階は『頭部のどこを、どの程度覆えばいいのか』を知ることだ。ちなみにマスク、マフラー、耳あて、帽子などでは超能力が遮られないことは分かっていた。面積なのかな?

こればかりはあれこれ試して見るよりほかない。理論的に考えるすべがないので、実験あるのみである。

しかし、実験を進めるに連れ、例によって、だんだんあおいちゃんの目がとろんとしてきてしまう。ああ・・・またこのパターン・・・。

ところが、この日はいつもと違っていた。
「あん・・・いや♡冬馬ぁ・・・何して・・・そ・・・そんな・・ダメ・・・」
椅子に座っているあおいちゃんが突然腰をくねらせて喘ぎ始めた。え?僕は何もしていない・・・。

混乱している中、あおいちゃんは足を椅子に載せ、股をM字に開くようにする。腕を椅子の後ろに回し、まるで後ろ手に拘束されているような状態になる。そのまま顔をのけぞらせ、ビクビクと震えだす。「あああ・・・があ」と奇妙な声を上げ始め、口元からはよだれがつつーっと流れ落ちる。

腰がビクビクと小刻みに跳ね上がり、太ももが痙攣するように震えている。頬が上気し、振り仰いだ眼は瞳孔が拡大と縮小を繰り返す。

「いやあ!イク・・・イク・・・イっちゃう!!」

おへそを突き出すように体全体を弓なりにしならせると大きくひとつ痙攣した。そのまま、前のめりにバタンと倒れる。倒れた椅子の座面はべっとりと愛液で濡れていた。

「あおいちゃん!」

何が起こったのかわからず呆然としていた僕はここに来て初めてなにか良くないことが起こっているということを悟った。
助け起こすために駆け寄るが、今度は、あおいちゃんは四つん這いの姿勢になり、腰を高く上げる。
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