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官能能力者 あおい
第45章 ブレインハッカー:キミガホシイ
「ブレインハッカーは絶対に学校にいる」
これは火を見るより明らかである。『触手』に襲われる頻度は学校外よりも、学校内のほうが遥かに多い。それに、学校に全く関係ない第三者がいたら目立つだろうから、生徒、まかり間違って先生ということはないだろうな・・・という感じだった。
ただ、それ以上がわからない、。
「少なくとも同じクラスの人じゃないわよね」
私が言ったが、冬馬は否定した。
「もし、僕があおいちゃんと同じクラスでブレインハッカーだったとしたら、同じクラスの人しか『見る』事ができないときには決して襲わない」
からだそうだ。明らかにブレインハッカーは自分の正体がバレることを恐れている。
「単純にあおいちゃんを弄びたいだけじゃないんだと思う。何か、目的が・・・」
冬馬は考え込むが、その答えは出なかったようだ。
とにかく、家を出てから、学校に行き、帰るまで、必ず冬馬がぴったりと一緒にいてくれている。まるでお姫様を警護するナイトのようで、それはそれで嬉しいが、かなり無理をさせているのも分かる。
早く、早く!ブレインハッカーの正体を掴まなくてはならない。
これは火を見るより明らかである。『触手』に襲われる頻度は学校外よりも、学校内のほうが遥かに多い。それに、学校に全く関係ない第三者がいたら目立つだろうから、生徒、まかり間違って先生ということはないだろうな・・・という感じだった。
ただ、それ以上がわからない、。
「少なくとも同じクラスの人じゃないわよね」
私が言ったが、冬馬は否定した。
「もし、僕があおいちゃんと同じクラスでブレインハッカーだったとしたら、同じクラスの人しか『見る』事ができないときには決して襲わない」
からだそうだ。明らかにブレインハッカーは自分の正体がバレることを恐れている。
「単純にあおいちゃんを弄びたいだけじゃないんだと思う。何か、目的が・・・」
冬馬は考え込むが、その答えは出なかったようだ。
とにかく、家を出てから、学校に行き、帰るまで、必ず冬馬がぴったりと一緒にいてくれている。まるでお姫様を警護するナイトのようで、それはそれで嬉しいが、かなり無理をさせているのも分かる。
早く、早く!ブレインハッカーの正体を掴まなくてはならない。