この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
官能能力者 あおい
第45章 ブレインハッカー:キミガホシイ
ただ、あの様子だと、淫乱スイッチを押されているわけではないようだ。もちろん放置はできない。僕は素早くポケットから紙袋を取り出すと、女子の群れをかき分けてあおいちゃんに近づき、そのまま顔にかぶせた。

ビクンビクンと跳ねていた腰がようやく落ち着く。紙袋の中で大きく息をしている。苦しくないように少しだけ口を外に出す。

「ちょ・・・お前、委員長、なんでこんな所に!」
「いや、たまたまトイレで通りかかったら大騒ぎになっていて」

適当なことを言ってみる。さっき、頭が痛いと言って授業を抜け出してきたのだから、証言をつきあわされたらあっという間にバレてしまう。

我ながら嘘が下手すぎる。

「と・・・とにかく、このまま保健室へ。もし様子がおかしくなったら紙袋を頭から被せて欲しい。それが一番効果があるから」
僕の言葉に佐竹さんと遠山さんが頷く。よかった、一応納得してくれた。二人に肩を貸してもらいながら紙袋を被ったままあおいちゃんがフラフラと連れられていった。
/313ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ