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官能能力者 あおい
第46章 ブレインハッカー:不可視の加虐者
☆☆☆
そろそろいいだろうか?
暗闇からゆっくりと俺は起き上がる。予定通りなら、柏木はもう職員棟から十分離れているはずだ。第二理科室を見渡すと確かにいない。
よくやったな、恭。
PC室に入り、装置の様子を見る。
うまく作動しているようだ。この学校全域を覆う、ジャミング装置。あまり長い時間働かせていると異常が検知されてしまう。これもタイミングが大事だった。タイマーで部活が始まる時間から1時間作動するようにしてあった。
さて・・・仕上げといこうか。
PCを立ち上げる。左の画面に、愛しい俺のあおいが映っていた。
右の画面に、プログラムで触手生物をジェネレートする。位置的に、すこし、調整が必要かな?あまり時間がないから、手早くやろう。
「あ、そうだ!そういえばさ・・・」
棚の後ろから入ってくるやつがいる。邪魔するなよ!
俺は合成プログラムを走らせる実行キーを押す。これで、あとは30秒ほどで『投影』が始まるはずだ。始まってしまえば、自動で、『洗脳』までいく。
俺は、振り返った。
「何してるの?」
画面は俺の身体で隠しているからよく見えないのだろう。まあ、見えてもわからないだろうけど。
とにかく、邪魔だ。俺は、無言でそいつに手を伸ばした。
「え?なに?どうしたの?」
そいつは、戸惑った目で俺を見た。ぐいと、喉を締め上げてやる。
突然のことで驚いたのだろう。目がまんまるに見開かれている。
早く・・・落ちろよ!
画面では、30秒からカウントダウンが始まっている。
そろそろいいだろうか?
暗闇からゆっくりと俺は起き上がる。予定通りなら、柏木はもう職員棟から十分離れているはずだ。第二理科室を見渡すと確かにいない。
よくやったな、恭。
PC室に入り、装置の様子を見る。
うまく作動しているようだ。この学校全域を覆う、ジャミング装置。あまり長い時間働かせていると異常が検知されてしまう。これもタイミングが大事だった。タイマーで部活が始まる時間から1時間作動するようにしてあった。
さて・・・仕上げといこうか。
PCを立ち上げる。左の画面に、愛しい俺のあおいが映っていた。
右の画面に、プログラムで触手生物をジェネレートする。位置的に、すこし、調整が必要かな?あまり時間がないから、手早くやろう。
「あ、そうだ!そういえばさ・・・」
棚の後ろから入ってくるやつがいる。邪魔するなよ!
俺は合成プログラムを走らせる実行キーを押す。これで、あとは30秒ほどで『投影』が始まるはずだ。始まってしまえば、自動で、『洗脳』までいく。
俺は、振り返った。
「何してるの?」
画面は俺の身体で隠しているからよく見えないのだろう。まあ、見えてもわからないだろうけど。
とにかく、邪魔だ。俺は、無言でそいつに手を伸ばした。
「え?なに?どうしたの?」
そいつは、戸惑った目で俺を見た。ぐいと、喉を締め上げてやる。
突然のことで驚いたのだろう。目がまんまるに見開かれている。
早く・・・落ちろよ!
画面では、30秒からカウントダウンが始まっている。