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官能能力者 あおい
第46章 ブレインハッカー:不可視の加虐者
☆☆☆
グイグイと右手で締め上げると、最初はバタバタと抵抗していたやつも、次第に力が抜けていった。もうすぐ落ちるだろう。
横目で見たカウントダウンタイマーは10秒を切った。
あと、少しだ・・・。
ギュッと腕に力を込めようとした瞬間、バシッと腕に衝撃が走った。思わず俺は佐和切から手を放してしまった。
「そこまでですよ」
そこには柏木が立っていた。なんで、お前?!
右手にはズボンのベルトが握られていた。それで俺の腕を打ったのか!?
「やっぱりあなたがブレインハッカーだったんですね?遠藤先輩」
ばーか!もう遅いよ。
画面のカウントダウンは0を差した。右の画面にいる触手が、左の画面に合成される。あとは、オートで俺のあおいちゃんを脳の奥底から犯し尽くす。
へへ・・・と笑みが漏れる。
「10秒もあれば、十分洗脳可能だ。
もう、遅いよ。柏木。」
一息ついて、言ってやる。
「俺の勝ちだ」
宣言した時、後ろの画面が赤く明滅した。
「エラーですよ。先輩・・・」
何!?
振り返ると、確かに画面上にエラー表示だ。洗脳のための意識コンバートに失敗している。
「なんでだ!?今まではうまくいっていたのに!」
画面と柏木の顔を見比べる。
「画面をよく見てみてください」
目を凝らして、画面の中のあおいちゃんを見る。
「何!?」
画面の中のあおいちゃんがメガネを掛けていた。
「ギリギリで成功して良かった。そして、あんたの思惑もわかった」
ぎりっと柏木が歯を食いしばる音がここまで聞こえてきた。画面から、もう一度柏木の顔に目を向ける。眉間にしわがより、口元と腕が震えている。目は見開き、血走っていた。
や・・・やめろ!!
「こんの・・・!外道がぁ!」
左頬に凄まじい衝撃を感じ、俺は背後のPC装置ごと、吹っ飛んでしまった。
グイグイと右手で締め上げると、最初はバタバタと抵抗していたやつも、次第に力が抜けていった。もうすぐ落ちるだろう。
横目で見たカウントダウンタイマーは10秒を切った。
あと、少しだ・・・。
ギュッと腕に力を込めようとした瞬間、バシッと腕に衝撃が走った。思わず俺は佐和切から手を放してしまった。
「そこまでですよ」
そこには柏木が立っていた。なんで、お前?!
右手にはズボンのベルトが握られていた。それで俺の腕を打ったのか!?
「やっぱりあなたがブレインハッカーだったんですね?遠藤先輩」
ばーか!もう遅いよ。
画面のカウントダウンは0を差した。右の画面にいる触手が、左の画面に合成される。あとは、オートで俺のあおいちゃんを脳の奥底から犯し尽くす。
へへ・・・と笑みが漏れる。
「10秒もあれば、十分洗脳可能だ。
もう、遅いよ。柏木。」
一息ついて、言ってやる。
「俺の勝ちだ」
宣言した時、後ろの画面が赤く明滅した。
「エラーですよ。先輩・・・」
何!?
振り返ると、確かに画面上にエラー表示だ。洗脳のための意識コンバートに失敗している。
「なんでだ!?今まではうまくいっていたのに!」
画面と柏木の顔を見比べる。
「画面をよく見てみてください」
目を凝らして、画面の中のあおいちゃんを見る。
「何!?」
画面の中のあおいちゃんがメガネを掛けていた。
「ギリギリで成功して良かった。そして、あんたの思惑もわかった」
ぎりっと柏木が歯を食いしばる音がここまで聞こえてきた。画面から、もう一度柏木の顔に目を向ける。眉間にしわがより、口元と腕が震えている。目は見開き、血走っていた。
や・・・やめろ!!
「こんの・・・!外道がぁ!」
左頬に凄まじい衝撃を感じ、俺は背後のPC装置ごと、吹っ飛んでしまった。