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幼遊戯
第2章 冬休み~夏海~
「この前さ、キス、してなかっだろ?今日試してみてもいい?」
「何?隆弘兄に何か吹き込まれたの?」
「あたり!女の子は雰囲気とかも大事だからって」
「じゃあいいよ、って言っても私もしたことないからよく分かんないけど」
すると春樹は隆弘に少し教えてもらった、と言いながら私の唇を自分の唇に軽く触れさせた。
キスってこんなものなのか。
案外簡単、なんて思っていたらゆっくりと私の唇を割り、春樹の舌が入ってくる。
「……んっ……」
私の舌を春樹の舌先が形をなぞるかのように動く。
お互いの唾液が交ざるクチュクチュという音が部屋に響いて私の耳の奥を侵した。
隆弘兄に教えてもらったからなのか。
それとも春樹がもともと上手いのか。
春樹のキスでだんだんと力が抜けていく。
舌を吸われるといやがおうにでも思い出される夏休みの出来事。
こんなふうに舌を吸うように乳首を吸われたことを思いだしてしまう。
「何?隆弘兄に何か吹き込まれたの?」
「あたり!女の子は雰囲気とかも大事だからって」
「じゃあいいよ、って言っても私もしたことないからよく分かんないけど」
すると春樹は隆弘に少し教えてもらった、と言いながら私の唇を自分の唇に軽く触れさせた。
キスってこんなものなのか。
案外簡単、なんて思っていたらゆっくりと私の唇を割り、春樹の舌が入ってくる。
「……んっ……」
私の舌を春樹の舌先が形をなぞるかのように動く。
お互いの唾液が交ざるクチュクチュという音が部屋に響いて私の耳の奥を侵した。
隆弘兄に教えてもらったからなのか。
それとも春樹がもともと上手いのか。
春樹のキスでだんだんと力が抜けていく。
舌を吸われるといやがおうにでも思い出される夏休みの出来事。
こんなふうに舌を吸うように乳首を吸われたことを思いだしてしまう。