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幼遊戯
第3章 春休み~夏海~
「クリでイカされた?ナカでは?ナカは特に気持ちいいって言うよね」

「隆弘兄……?」

「春樹も大概抜けてるとこあるけど、夏海ちゃんもさー天然だよねー。こんなとこまで僕に食べられにくるなんて」

じりじりとソファの端に追い込まれる。

「た、食べられにって」

「もしかして春樹最後までやってないの?もったいないなぁ、こんなにおいしそうな夏海ちゃんに手をださないなんて」

「春樹を隆弘兄と一緒にしないで」

「一緒だよ。Sなんでしょ?僕はやり方は教えたけどそれを実行したのはあいつなんだから」

にっこりと微笑む隆弘兄。

そんなこと言われなくてもわかっていた。

あれが春樹の奥にある本能だってことくらい。

だけど私の中の春樹にはヘタレでいてほしくて、自分を誤魔化してきただけだ。

「僕は春樹ほど優しくないよ?僕のテリトリーに入った以上手加減はしないし、最後までする」

「そんなの犯罪じゃん!」

「そう言わせないようにいっぱい気持ちよくしてあげるよ。後ろも開発して、あ、乳首だけでイケるようにもしてあげようか」

隆弘兄の手が私の髪をなでる。

ぞわぞわと悪寒が走った。



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