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幼遊戯
第4章 夏休み~春樹~
「は、あっ、」

太ももの根元から足元へと流れる白い液体。

まるで夏海の穴の中から出てきたんじゃないかと錯覚しそうなその光景。

……マジ写メ撮りてぇ。

この写メで一ヶ月は確実に抜けるんだけどなー。

「これが精液?」

そう聞きながら夏海が太ももについた白い液体を指で掬いとった辺りで、やっと俺は我にかえった。

「な、夏海っ、ごめ……」

慌てて謝りかけた俺の前で夏海はその指をぺろりと舐める。

「ちょ、おま、何やって!」

「んー、匂いはするけど味はあんまりしないねー」

俺はその場に崩れ落ちた。

恋愛に興味がないうんぬんの前に、夏海には何かが欠落してると思う。


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