この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
狙われた美人妻〜魔辱の姦計
第6章 酔い潰れた夫
「嫌よ!なんでわたしが…」
キッパリ拒否した妻へ、夫が粘る。
「そこをなんと頼む。僕ひとりで行ったら会ってくれないかもしれない。きみは下島部長の部下だったんだよね」
「そうだけど」
「お気に入りの部下だったと部長から聞いたよ」
(お気に入りというか、セクハラされていたと言ったほうが正しいわ)
憮然となった志津香だが、それは夫には言わないでおく。
「だからさ。きみが一緒に行ってくれたら部長も…」
「とにかく行きたくないの」
「このままでは僕は首になってしまうんだ。次の仕事がすぐに見つかるかどうかもわからない。健人もまだ小さいし」
もしも夫が失業したら、という志津香の不安を夫の沈んだ声が上書きする。それを持ち出されたら断りきれなくなってしまう。うなずくしかない志津香だった。
キッパリ拒否した妻へ、夫が粘る。
「そこをなんと頼む。僕ひとりで行ったら会ってくれないかもしれない。きみは下島部長の部下だったんだよね」
「そうだけど」
「お気に入りの部下だったと部長から聞いたよ」
(お気に入りというか、セクハラされていたと言ったほうが正しいわ)
憮然となった志津香だが、それは夫には言わないでおく。
「だからさ。きみが一緒に行ってくれたら部長も…」
「とにかく行きたくないの」
「このままでは僕は首になってしまうんだ。次の仕事がすぐに見つかるかどうかもわからない。健人もまだ小さいし」
もしも夫が失業したら、という志津香の不安を夫の沈んだ声が上書きする。それを持ち出されたら断りきれなくなってしまう。うなずくしかない志津香だった。