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トライ アゲイン
第8章 安祐美の母

由美子は梨田と並んで用意してくれたベッドに腰かけた。
自然と眠っている安祐美と対面になるけれど、
前回は安祐美がいつ目覚めるかもとビクビクしていたけれど、今はちょっとやそっとでは起きないという悲しいけれど変な自信があった。

「せっかく病室にベッドを用意したんですから、どうですか?お医者さんごっこでもしませんか?」

「お医者さんごっこ?」

「ほら、子供の頃にやりませんでしたか?
僕が始めて女の子のおっぱいを見たのがお医者さんごっこでした。
でも、その時はどちらも幼児だったので、
女の子のおっぱいを見ても自分の胸と変わんないですからエロくもなかったですけどね」

「へえ~、そうなんですね…
実は私、そういうお医者さんごっこっていうのをしたことがないんですよ」

「うわっ!本当ですか?
誰も皆がやっているのかと思っていました。
もしかして、僕のことを変態だと思ってます?」

「そんなことで変態だとは思っていないですよ
眠り続ける娘の安祐美の股間を覗き込んでいる方が変態だわ」

「まいったなあ…あれは、魔がさしたというか…
お嬢さんがあまりにも美人だから、ついムラムラしちまって…」

「ごめんなさいね、隣に座っているのがこんなおばさんで…」

「やだなあ、全然おばさんなんかじゃないですよ
うん、若くてピチピチの裸でしたよ
それはセックスをした僕が一番知っていますから」

うふふ…

裸を誉められて悪い気はしない。
だから由美子は梨田の言う「お医者さんごっこ」とやらに興ずることにした。

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