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誰にも言えない!
第3章 この気持ちは…?
玄関へ向かうとよしくんがドアにもたれて立っていた
(やっぱ迫力あるなあ…)
よしくんは身長は175cm以上ある
体格もいいしきっと昔からの付き合いがなかったら
話しかけることすら出来そうもないくらい
なんだか凄みが溢れている
顔だってかっこいい方なのに
相変わらずの無愛想さで
なかなか人が近づかない
「ごめん、待たせちゃって」
横から声をかけると
「おう、帰るか」
そう言って歩き出した
それからしばらく学校の話や
お互いの家の話をしていると
よしくんが少し改まったように話す
「あのさ…」
「…?
どうしたの?」
「今週の日曜日暇?」
「暇だけど…
なんで?」
「じゃあご飯食べに行かね?」