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誰にも言えない!
第4章 自分に嘘をついて…



翌日・・




今日は幸いにも数学の授業がなかったから
先生に会わないで済んだ



文香に私の気持ちを素直に話した



“本当はまだ先生のこと好きだけど
よしくんを好きになれるように頑張る”



そう話した



文香は初めは納得していないような顔をしていたけど
切なそうに笑って頑張るように応援してくれた





後はよしくんと話すだけ





今は放課後だ

私は少し外に出て風に当たり
教室へと向かって歩き出した



大体よしくんは放課後教室にいる








ガラガラ






教室のドアを開けると
何人かの生徒が楽しそうに話したり
勉強したりしている生徒がいる



その奥に

机に座って勉強しているよしくんが目に留まった





私は机に向かって歩き出した











そして目の前に立ち











「ねえ、よしくん

ちょっと話そ」









笑顔でそう言った



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