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誰にも言えない!
第6章 内緒の関係
それから1時間、私は先生に教えてもらいながら
課題をやり進めた
「・・・はあ、終わったー」
シャーペンを机に置きぐっと伸びをすると
先生も読んでいた書類を机に置いた
「よく頑張ったな
こっちおいで…」
先生は私に手を伸ばして微笑んだ
私は先生のすぐ傍まで行き
手を握った
先生は私の手を握り返すと
私を引き寄せ膝の上に横向きに座らせた
私が先生を見下ろし
先生が私を見上げる状態になる
いつもとは逆の視線に少しドキッとした
先生の目が光に照らされて透き通って見える
先生はぐっと体を伸ばし
私の唇が触れそうな距離まで迫る
今まで私からキスをしたことはなかった
先生は近づいても
いつまでもキスをしてくれない
「…せんせい?」
唇が触れそうな距離で囁くように言うと
先生は目を細めて何も言ってくれなかった
「先生?」
先生の目は哀しそうにも見える
先生はゆっくりと口を開き、言った
「七海は…
七海は本当に、俺でいいの?」
「え‥?」
課題をやり進めた
「・・・はあ、終わったー」
シャーペンを机に置きぐっと伸びをすると
先生も読んでいた書類を机に置いた
「よく頑張ったな
こっちおいで…」
先生は私に手を伸ばして微笑んだ
私は先生のすぐ傍まで行き
手を握った
先生は私の手を握り返すと
私を引き寄せ膝の上に横向きに座らせた
私が先生を見下ろし
先生が私を見上げる状態になる
いつもとは逆の視線に少しドキッとした
先生の目が光に照らされて透き通って見える
先生はぐっと体を伸ばし
私の唇が触れそうな距離まで迫る
今まで私からキスをしたことはなかった
先生は近づいても
いつまでもキスをしてくれない
「…せんせい?」
唇が触れそうな距離で囁くように言うと
先生は目を細めて何も言ってくれなかった
「先生?」
先生の目は哀しそうにも見える
先生はゆっくりと口を開き、言った
「七海は…
七海は本当に、俺でいいの?」
「え‥?」