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誰にも言えない!
第6章 内緒の関係
胸に頭を押さえつける私の髪を先生は優しく撫で
「嫌だったら、いいからな」
そう言った
「え…」
(嫌なわけ、ないのに)
私はそう思って先生を見上げる
「こういうことは、無理にするもんじゃないだろ」
先生は頭を撫でながら
優しく私を見つめた
「嫌なんかじゃ、ありません…」
私も先生を見つめ返しそう言った
「先生が…、いいんです」
私を優しく見つめていた先生は
一瞬目を見開いたかと思うと、目を細めた
「そっか…
じゃあ、どうなっても知らないからな」
「…っえ」
先生は頬を熱くする私を見て、意地悪く笑う
「嘘だよ、優しくする…」
「…っ先生‥!」
私はもう一度先生の胸に額を押し付けると
先生は笑いながら私を強く抱きしめた