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彼女はボクに発情しない
第18章 誘惑のポルカ
昨日の帰りなどは、優子が何かでよろけた拍子に、おっぱいがむにっと身体に密着してたいへん焦った。

「ごめんなさい」と顔を赤らめて優子が言うものだから、余計にこっちも照れてしまい、とっさに顔を反対に向けてしまう。すると、ニッコリと謎のほほ笑みを浮かべる奏の顔が真正面にあり、それはそれで、妙な緊張感でドキッとした。

今日の朝は奏がボクの服に着いたホコリを取ろうとしたのか、顔をぐっと近づけてきた。奏の熱い吐息が首にかかり、妙な気分になる。さっと反対を向くと、今度は優子がニッコリしながら、「前髪がよれているよ」と言い、直してくれたりする。よく見ると、優子は薄く化粧もしており、リップがつやつやプルプルしているので余計に色っぽく見えてしまい、更にドキドキする。

女子二人の、身体距離が近い・・・。
なんだ・・・これは・・・。

ボクも男の子なので、このシチュエーションははっきり言って、嬉しい。嬉しすぎて、授業になんか全く身が入らない。今日の授業中も『優子ちゃんのおっぱい柔らかかった』とか、『奏の匂い・・・いい』とかしか考えられなかった。

こ・・・これがハーレムってやつか?!

あんなことをしでかしたにも関わらず、優子がなんでボクに接近してくるのかいまいちわからないし、奏に至ってはここ数日、妙に機嫌がよく、優しく、そして、可愛らしい。そんな二人が大接近しているのだから、たまらん。

幸いなことに、ここ数日、予備校の行き帰り、奏は『発情』することもない。平和なものである。

理由はよくわからないが、ま、楽しいからいいか。
授業中、顔がニヤけてしまいそうになり、慌ててボクは窓の外を見るふりをして先生から顔をそむけた。
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