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彼女はボクに発情しない
第18章 誘惑のポルカ
☆☆☆
「絶対これ!これがいいって!!」
ルリが推しに推したリップを付けてきてよかった。ちょっとやりすぎじゃないかと思ったくらいだったけど、陽太くんはドキドキしてくれたみたい。

陽太くん・・・。
奏ちゃんが『陽太』と呼んでいるので、あの日から私も心のなかでは高山くんのことを『陽太くん』と呼ぶようにしている。

いつか、名前呼びをするときの練習だ。
陽太くんにも、『優子』とか、呼ばれちゃったりして♡

今日も午後はルリに会う。私の大事な『恋愛参謀』だ。ルリには奏ちゃんのPIHのこと以外は全部話している。奏ちゃんとの勝負についても。

『幼馴染ったって全部知ってるわけじゃないはず』
『優子の魅力で押しまくれ!』
『いい?化粧は女の鎧よ!優子は恵まれた身体という武器を持っているの!だから鎧も完璧に』
『さり気なく、接触の機会を増やす!男の子はね、身体が触れる機会が多い相手を好きになるのよ』

ルリはどこで仕入れたのか、ものすごい恋愛知識が豊富だ。私はいつもメモをとりとりルリの話を聞いている。二人で、一緒に頑張っている感がすごい。ルリには感謝してもしたりないくらいだ。

それに、こんなに何かに頑張ったのって生まれて初めてな気がする。
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