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彼女はボクに発情しない
第18章 誘惑のポルカ
☆☆☆
いよいよ今日で予備校生活も終わりだ。

あー疲れた。本当に。

まあ、後半は奏と優子のことが気になりすぎてほとんどボケーっとしていたからあんまり身になっていなかったけど。

「あー終わったー」
ぐっと伸びをする。教室を出ると、いつものように奏と優子が待っている。
本当に仲良くなったな、あの二人。

ボクとしては、奏に仲良しの女の子ができるのは大歓迎である。
ただ・・・なんか、この二人、ちょっと変な緊張感があるんだよなー。

夏期講習の途中から、優子は一段と綺麗になった気がする。ある時気づいたが、唇のあのプルプルはリップのせいだったのだ。そのつもりで見ると、服も派手ではないが、可愛いらしいし、うすく化粧もしているようだった。

そして、奏。そんな優子ちゃんに触発されたのか、奏もなんだか可愛くなった。
肌がよりなめらかで目元もパッチリしている。もともと、奏は目が魅力的な女の子だ。そんな奏が目元をきれいに見せていると、それだけでいつもよりも数段美人に見える。

お化粧ってすごいな・・・。

二人が手を振ってくる。まあ、とにかく一緒に帰ろう。
いつものように女子二人にサンドイッチされて、予備校のエントランスを出る。今日も抜けるような青空でよく晴れている。

このサンドイッチも今日で終わりかと思うと、若干残念な気がする。当初は戸惑ってはいたくせに、と自分でも思うのだが・・・。
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