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彼女はボクに発情しない
第18章 誘惑のポルカ
今日は珍しくふたりとも黙っていたが、駅までの道の半ばまで来たとき、優子が口を開いた。
「ねえ・・・よ・・・陽太くん」
あれ?優子はボクのこと『高山くん』って呼んでなかったっけ?陽太くん?
「あのさ・・・今日の午後、もし時間あったら、映画、行かない?優待券が二枚あって、わ私、陽太くんと行きたいなって思ってさ」
どきりとする。
これって・・・で・・・デートのお誘いですか!?
心なしか、右隣にいる奏がひゅっと息を吸うような音が聞こえた気がする。
「え・・・と・・・特に予定はないけど・・・」
「よかった!じゃあ、一旦うちに帰ってから、12時30分に駅前に来て。ご飯も一緒に食べよう♡」
語尾にハート付いている・・・。いかん、優子の可愛らしさにドギマギする。
ぽん、と無言で右肩が叩かれた。何か殺気に似たものを感じ、ギギギっときしんだ音がしそうなほどぎこちなく右側を振り向く。
今度は奏が笑顔で言った。
「陽太、明日暇?暇なら、一緒にゲームポリスに行かない?久しぶりに陽太と勝負したい」
ゲームポリスとは、体感ゲームを多数用意しているアトラクション施設の事だ。ずっと前、確か中学生くらいのときに奏と一緒に行った事がある。あのときは家族でだったが。
「え・・・いいけど」
奏がこんな誘いをしてくるなんて珍しい。一体どういうことだろう?
「じゃあ、明日は朝から行こう!9時には迎えに行くから準備しておいてね♪」
音符がついてる・・・。溢れる笑顔が眩しい。
こっちも上機嫌だ。いったい、なんだ?
「ねえ・・・よ・・・陽太くん」
あれ?優子はボクのこと『高山くん』って呼んでなかったっけ?陽太くん?
「あのさ・・・今日の午後、もし時間あったら、映画、行かない?優待券が二枚あって、わ私、陽太くんと行きたいなって思ってさ」
どきりとする。
これって・・・で・・・デートのお誘いですか!?
心なしか、右隣にいる奏がひゅっと息を吸うような音が聞こえた気がする。
「え・・・と・・・特に予定はないけど・・・」
「よかった!じゃあ、一旦うちに帰ってから、12時30分に駅前に来て。ご飯も一緒に食べよう♡」
語尾にハート付いている・・・。いかん、優子の可愛らしさにドギマギする。
ぽん、と無言で右肩が叩かれた。何か殺気に似たものを感じ、ギギギっときしんだ音がしそうなほどぎこちなく右側を振り向く。
今度は奏が笑顔で言った。
「陽太、明日暇?暇なら、一緒にゲームポリスに行かない?久しぶりに陽太と勝負したい」
ゲームポリスとは、体感ゲームを多数用意しているアトラクション施設の事だ。ずっと前、確か中学生くらいのときに奏と一緒に行った事がある。あのときは家族でだったが。
「え・・・いいけど」
奏がこんな誘いをしてくるなんて珍しい。一体どういうことだろう?
「じゃあ、明日は朝から行こう!9時には迎えに行くから準備しておいてね♪」
音符がついてる・・・。溢れる笑顔が眩しい。
こっちも上機嫌だ。いったい、なんだ?