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彼女はボクに発情しない
第21章 愛しき夏の日々の舞曲
まあ、想定の範囲内と言えばそうだ。なので、私はこの時点でほぼ宿題は終わらせている。更に言えば、ここに挙げたのは【提出のあるもの】だ(運動はないけど)。これ以外に、夏休み明けには実力テストがあり、そのための試験勉強として範囲が示されている。そっちも当然のように手つかずだ。

これは・・・やっぱり・・・

「明日から・・・いえ、今日から」
「合宿・・・」

陽太が顔をひきつらせながら、私の言葉を引き継いだ。

「そうよ!合宿よ!!間に合わないじゃない!」
私は口ではこうして厳しいことを言うが、内心は小さい自分が輪を描いてダンスを踊っている。嬉しすぎて、眉間にしわを寄せていないと顔がにやけそうだ。

陽太と一緒にいられる!!
えっと、おやつは何を用意する?紅茶も淹れちゃう?
集中できるように、BGMとか・・・あ、いや、かえって気がそれるかな?
ルームウェアはどれ着よう。

ああ!待ち遠しい!!

一生懸命真面目な顔をしていても、多分肌艶よくウキウキしている様子が若干漏れているのに比して、陽太は魂が抜けたようにげっそりしている。

その様子を見て、なんだか庇護欲というか、愛情というか、母性が増してくる。
大丈夫!!陽太!!いつも助けてもらってる分、私が絶対助けるから♪

こうして、私達は恒例の(?!)夏休み最後の宿題集中合宿をすることになった。
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