この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼女はボクに発情しない
第1章 妖精狂想曲
「もう・・・いいわよ」

振り返るといつもの奏がいた。ボクは自分の手とバイブレーターを水であらうと、さっきまで奏の口を塞いでいたハンカチで包む。後で石鹸も使ってよく洗っておかなくては。

それから性処理用具入れから携帯用消臭スプレーを取り出すとトイレ中に振りまく。慣れたものだ。その間、奏はトイレの端っこで縮こまるようにして、顔を真っ赤にしてうつむいている。

「も、もう、行っていいわよ・・・」

はいはい・・・。ボクはトイレの扉をそっと開けると周囲に誰もいないことを確認し、ささっと退室する。まさか二人一緒に出てくるところを見られるわけにもいくまい。

これは特殊なことなのか?いいや、ボクのあまりにも手慣れた所作に読者の皆さんも察していると思うが、これはいつものことである。

ボクと奏の日常の光景なのだ。
/274ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ