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彼女はボクに発情しない
第8章 北風と太陽による諧謔曲
☆☆☆
次の日、試験休みの1日目。
ボクはいつもより遅めの8時に目覚めると、早速、奏にメッセージを飛ばした。
『ごめんなさい。なんかボク、色々しちゃったと思うけど、めっちゃ反省してます』
でも、メッセージ飛ばしてから、気づいた。
ボクより30分ほど早く、奏からメッセージが来ていた。
『昨日、勝手に早く帰ってごめんなさい。陽太は何も悪くないの』
ん?どういうことだ?
謝る前に、すでに、返事が来ていた?
なんで?
若干疑問に思ったけど、まあいいやと思い直す。
とにかく、奏が怒っていないなら、ボクはハッピーだ。
奏のメッセージを何度も見返す。
自然と顔がニヤける。
誰も見ていないのをいいことに、ぎゅっとスマホを抱きしめる。
よかった・・・本当に・・・良かった・・・。
外を見ると、今日はいい天気だった。
試験休み、1日めだ。
今日は、何をしようか。
次の日、試験休みの1日目。
ボクはいつもより遅めの8時に目覚めると、早速、奏にメッセージを飛ばした。
『ごめんなさい。なんかボク、色々しちゃったと思うけど、めっちゃ反省してます』
でも、メッセージ飛ばしてから、気づいた。
ボクより30分ほど早く、奏からメッセージが来ていた。
『昨日、勝手に早く帰ってごめんなさい。陽太は何も悪くないの』
ん?どういうことだ?
謝る前に、すでに、返事が来ていた?
なんで?
若干疑問に思ったけど、まあいいやと思い直す。
とにかく、奏が怒っていないなら、ボクはハッピーだ。
奏のメッセージを何度も見返す。
自然と顔がニヤける。
誰も見ていないのをいいことに、ぎゅっとスマホを抱きしめる。
よかった・・・本当に・・・良かった・・・。
外を見ると、今日はいい天気だった。
試験休み、1日めだ。
今日は、何をしようか。