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彼女はボクに発情しない
第9章 ボクと歌姫たちの三重奏
☆☆☆
なるべく表情に出さないように。悟られないように。
特に陽太に知られないようにしなくては・・・。

ゲームは最終盤を迎えている。9−8。私が1点リードしている。

まだ、ギリギリ大丈夫。発情のフェーズはまだ1だ。
しかし、視界は狭まり始めており、球筋がよく見えなくなってきている。周囲の男性に目が行ってしまい、試合に集中も出来ない。

彼女にリターンを許し、9−9。彼女のサービスだ。

ずくん、ずくんとお腹の奥に蠢動を感じる。身体が徐々に思うように動かなくなってくる。私の身体は着実にオスを受け入れる準備を進めてしまっている。
今、私がどんなことをしていてもお構いなしだ。

でも、お願い。もう少し、もう少しだけ保って!私の心と身体・・・。

発情しながらこんなにも長い間運動したのは初めてだ。どのくらい理性が保つのか、見当もつかない。

体がうまく動かないが、彼女のサービスが外れたことで得点が取れた。ラッキーだ。

10−9。なんとか、あと1点・・・。

サービスの準備をするが、手が小刻みに震えてくる。足も動きにくくなっている。アソコの奥が熱くなり、じゅわっと陰液が染み出してくるのがわかる。パンツが擦れる感覚ですら、感じるようになってきている。

まずい・・・フェーズが進んだ。フェーズ3だ・・・。

お願い・・・、このサービスで決めさせて!

願いを込めて打ったが、私のサービスもコートアウトした。

10−10。デュースになってしまった。
これで、後2点先取しなくてはならなくなった。

私は震える足にムチを打ち、唇をかみしめて『発情』に抗う。お願い。もう少しだけ、保って、私の身体・・・。

笹本さんのサービス。アウトを恐れたのか、甘めのコースだ。これなら・・・!かろうじて、リターンを決めることが出来た。笹本さんの逆をつくことに成功する。

11−10。後、1点だ。
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