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人妻デッサン~絶頂に導かれた絵理奈
第4章 モデル
「さあ、奥さん、こちらに座って」

腕を組んだまま、絵理奈は同じ椅子にまた座った。

「では始めましょう」

原島の前には、巨大なイーゼルに設置された画板がある。

鉛筆を持ち、彼はそこに絵理奈の姿を描き始める。

「奥さん、腕をおろしてください」

「えっ・・・・・、でも・・・・・・・・・・」

「恥ずかしかることはありません。そんなに素敵な体をしているのに」

ためらった後、絵理奈はゆっくりと腕を下ろした。

スリムな肢体に不釣り合いな、人妻の豊満な胸の曲線。

ブラを着けているのに、絵理奈は彼に乳房を見つめられているような気分になった。

いやっ、こんなの、恥ずかしすぎる・・・・・・・・・・

顔を覆いたくなるほどに、頬が火照ってくる。

椅子の上で、絵理奈は落ち着かない様子で動いた。

「恥ずかしいですか、奥さん」

「凄く・・・・、何だか原島さんに全部見られてるみたいで・・・・・」

「正直で面白いなあ、奥さんは」

原島はそういいながら、そのまま隣室に行き、あるものを手に戻ってきた。

「では、これをしましょうか、奥さん」

彼は、黒色の細いシルクのリボンを手にしている。
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