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第1章 出会い

経験はほとんどないようだった。

女性のあそこがどうなっているのか、よくわからぬ様子で、男は絵理奈の秘所を乱暴にいじめ始めた。

だが、その未熟さが、絵理奈の息遣いを乱した。

そんな風にしないで・・・・・・・・・・

もう長い間、男性経験から距離を置いている。

意図的に、こんな行為のことを考えまいと、絵理奈はずっと努めてきた。

だが、ふたをしていた女としての欲情が今、一気に目を覚まそうとしている。

「奥さん、おっぱいを見せて」

スカートの中で片手をまさぐりながら、男がそう命じた。

「そんなこと・・・・、ねえ、警察に捕まるわよ、あなた・・・・・・」

「構わないよ」

焦った様子で、男はスカートから手を抜き出し、今度は絵理奈のワンピースに手を伸ばし、ボタンを外した。

水色のブラが、顔をのぞかせる。男は強引にそれをずらし、絵理奈の乳房を露わにする。

「見ないでっ・・・・・・」

スリムな肢体には似合わない、形のいい豊満な乳房がそこにある。

薄い桃色に染まったその頂点が、男を誘うようにそそり立っている。

男がそこに顔を近づける。

「いやっ！」

絵理奈は初めて、本気で叫んだ。

男の舌先が、絵理奈の胸の膨らみの頂点にしゃぶりつく。その瞬間、絵理奈は全身に震えを感じる。

「はんっ・・・・・・・」