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人妻デッサン~絶頂に導かれた絵理奈
第8章 初めての絶頂
そんな淫らな言葉を、夫の前で口にしたことはなかった。

このような圧倒的な快感を、夫に教えてもらったことなど一度もないのだ。

だが、絵理奈は確信していた。

女としての悦びを、自分が今、生まれて初めて知ろうとしていることを。

「絵理奈さん・・・・、もっと気持ちよくさせてあげます・・・・・・・・」

絵理奈の裸体を激しく上下動させながら、原島は彼女の乳房をしゃぶった。

彼の指先がヒップの丘陵を撫で、背中にかけてのラインを優しげに触れてくる。

裸体を後方にのけぞらせながら、絵理奈は唇を淫らに開き、声を漏らす。

「ああっ、駄目っ・・・・・・・・・、イきそう・・・・・・・・・・」

「絵理奈さん、まだですよ・・・・・・、我慢して・・・・・・・・・・」

絵理奈を律するような言葉とは裏腹に、原島が激しく彼女の肢体を上下に動かす。

「あああっ・・・・・・・・・・・」

首を小刻みに振りながら絵理奈は彼にしがみつき、濡れた肉体を密着させる。

ああっ、早くっ・・・・・・・・・・・

ベッドが軋む音と、彼の汗を同時に感じる。

花園に囲まれた様な幻覚が、全裸の絵理奈を包んでいく。

人妻の白く透き通った肌が奔放に赤らみ、汗の滴を浮かべる。

くびれた腰、豊満な乳房、丸みを帯びたヒップ、長くすべやかな脚。

絵理奈の肢体全てが悦びに満たされ、絶頂の気配が濃厚に漂い始める。

ああっ、私・・・・・・・・・・・・、壊れちゃう・・・・・・・・・・・・

だが、その瞬間、原島は動きを止め、絵理奈の肢体を静止させた。
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