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第8章 初めての絶頂

クールで紳士的なはずの原島が、本能を曝け出すように激しく息を乱している。

絵理奈は、そんな彼の姿に濃厚に感じてしまう。

彼が私を抱いて、こんなに興奮している・・・・・・

そんな彼に、獣のように、激しく犯されたい。

絵理奈は彼の生贄になることを、深く望んでいた。

「絵理奈さん、一緒にイきましょう・・・・・・・」

力強く腰を突き出しながら、原島は絵理奈の唇を吸う。

激しい腰の振りとは裏腹に、彼の舌先が繊細に絵理奈の舌をいじめてくる。

彼の背中に爪を立て、絵理奈は両脚で彼の下半身をきつく挟み込む。

「ああっ、原島さん・・・・・・・・」

たっぷりと濡れた裸体が重なり合い、二人の熱が限界にまで高まっていく。

ハアハアハア・・・・・・・・

彼のたくましいものが、何度も貫いてくる。

乳房が彼の胸板に接するほどに、絵理奈は原島の背中に伸ばした腕に力を込める。

ベッドが激しく軋み、興奮が加速する。

「ああっ、もう・・・・・・・・、ああっ、原島さんっ・・・・・・・・」

再び、絵理奈は絶頂の気配を感じる。

彼がここまで時間をかけた理由を、絵理奈は今、肉体で感じていた。

たっぷりと焦らされた後には、最上の享楽が人妻を待っていた。

激しく・・・・・・、動物のように・・・・・・・・・

白い閃光、そして、肉体が果てしなく落下していく感覚。

ああっ、こんなの初めて・・・・・・・・・・

「絵理奈さんっ・・・・・・・、好きだ・・・・・・・・・」

原島が最後のとどめを刺すように、激しく腰をピストンさせる。

それを受け止める度に、絵理奈は彼にしがみつき、快感に顔を歪める。

「あっ！・・・・・・・、あっ！・・・・・・・、あっ！・・・・・・・・・」