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第8章 初めての絶頂

もっと・・・・・、もっと突いてくださいっ・・・・・・・

彼の腰が前進すると同時に、絵理奈は指先に力をこめ、唇を開く。

牝としての本能が完全に覚醒し、絵理奈はためらうことなく声をあげる。

「あっ！・・・、あっ！・・・・、あっ！・・・・・」

「ああっ、いくよ、絵理奈さん・・・・」

「一緒に・・・・、ああっ、原島さん、早く・・・・・・」

全裸の人妻の肉体が今、限界にまで熱を帯び、そして蕩けようとしている。

彼もまた、遂にその決断をしたようだった。

原島が咆哮をあげながら、狂ったように腰を振る。

「ああっ、絵理奈さん・・・、ああっ、いくぞ・・・・・・」

「早くっ・・・、お願い、ああっ、早くっ・・・・・・・」

絵理奈の潤んだ瞳を見つめながら、原島が最後の激しい腰の突きを与えた。

蜜園が震え、彼のものを締め付ける。

全身がしびれるほどに感じ、彼の濡れた肉体をきつく抱きしめる。

そして、遂に絵理奈が絶頂にまで昇り詰める瞬間が訪れる。

「絵理奈さんっ・・・・、ああっ、好きだ・・・・・・・」

「ああっ、原島さんっ・・・・、駄目っ、イっちゃう・・・・・・」

「一緒に・・・・、絵理奈さん、一緒に・・・・・・・」

「早くっ・・・・・、ああっ、イきそう・・・・・・・」

「イクよ・・・・・、ああっ、絵理奈さんっ！・・・・・」

「イクっ・・・・、ああっ・・・・、ああっ、イクっ！・・・・・・・」

絵理奈の嬌声の直後、原島は素早く貫いていたものを引き抜いた。

そして、絵理奈の腹部のあたりに、己の情熱を全て解き放った。

どくっ・・・、どくっ・・・、どくっ・・・

絵理奈は意識を失ったように瞳を閉じ、ハアハアと全身で息をしている。

だが、その手は彼の大量のリキッドを求めるように、そこに伸びてくる。

そして、ねっとりとした白濁の液体を、絵理奈は自らの肌に拡散させる。

「絵理奈さん、最高だ・・・・・」

全身に汗を浮かべた原島が、息を乱し続ける絵理奈の唇にそっとキスを与える。

絵理奈は、瞳を閉じたまま、彼の口づけを迎え入れた。

女として最上の快楽を、絵理奈は遂に知った。