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人妻デッサン~絶頂に導かれた絵理奈
第11章 アトリエの罠
原島と遂に一つになれた週末から、1か月以上が経過した。

絵理奈は、彼からの誘いをずっと待っていた。

彼の自宅で様々な体位で抱かれた光景。

レストランで受けた恥辱的な刺激。

そして、夜の公園で体験した名も知らぬ若い男との行為。

全ての記憶が絵理奈の肉体に深く刻み込まれている。

深夜の公園から姿を消した原島。

絵理奈を自宅に送り届けるタクシーの運転手だけが、そこに待っていた。

それ以降、原島とは音信不通になっている。

夫、雄一の行動に変化はまるでなかった。

相変わらず毎日帰宅は遅く、家では会話もない。

週末の外出ももはや珍しくなくなった。

私、いったいどうすればいいの・・・・・・・・・

将来への不安を抱えながらも、絵理奈は翻弄されていた。

原島に教えられてしまった、性の悦びに・・・・・・・。

絵理奈さんが知らない世界を教えてあげます・・・・・・。

彼のそんな言葉に、嘘はなかった。

絵理奈は再び、あの濃厚な快楽の世界に全てを委ねたかった。

激しく・・・・・、もっと大胆に・・・・・・・・

男に抱かれ、悦びを与えられることが、女として生きている唯一の目的。

絵理奈はそう感じながら、毎晩眠れぬ夜を過ごしていた。

原島さんっ・・・・・・・・・、会いたいっ・・・・・・・・・・・・

夫が寝入った横で、絵理奈は自らの秘所を指先でいじめる。

ああっ・・・・・・・・・、ああっ、もっと・・・・・・・・・・・・

ぐっしょりと濡れた陰唇を感じながら、絵理奈は彼の硬いものを想像した。

原島が連絡をくれたのは、秋の気配がすっかり濃くなった頃だった。
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