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love is over
第5章 お料理
彼がゴシゴシ大根を擦り私はハンバーグの下ごしらえを始めた。
「夏生さん、これ位でいい?」
「ハンバーグに乗せるから、もっと欲しかな?」
再び彼が大根を擦り始めた。
「大根が小さくなると手を擦っちゃうから気を付けるのよ?」
「わかった。」
一生懸命、擦ってたが突然、彼が大きな声を上げた。
「痛い!」
そう言い声を上げた彼の指を、とっさに夏生が傷付いた指を口に含んだ。
「痛い?」
「ううん…。」
「ちょっと待ってね?」
「もうこれで大丈夫だけど、ごめんね?まだ痛い?」
流し台の引き出しを引き出し、中にあった傷バンを取り出し傷付いた指に巻き付けた。
「痛い?」
「うん…。大根おろし、間に合うかな?」
「大丈夫よ!ありがとう。座って休んでて!」
「うん」
「誰でも最初から上手には出来ないのよ!一生懸命、頑張ってくれたじゃない!隼人さん自分を褒めて上げてもいいわよ!」
「でも……。」
「大丈夫!いっぱい擦ってもらったからソースが効いて美味しく食べられるわよ…。」
「うん」
彼は椅子に座り傷付いた手を空いてた片方の手を下にし痛みを堪えてた。
そんな彼を見てる内に知らず知らずの内に夏生の母性本能が目覚め始めてた。
「夏生さん、これ位でいい?」
「ハンバーグに乗せるから、もっと欲しかな?」
再び彼が大根を擦り始めた。
「大根が小さくなると手を擦っちゃうから気を付けるのよ?」
「わかった。」
一生懸命、擦ってたが突然、彼が大きな声を上げた。
「痛い!」
そう言い声を上げた彼の指を、とっさに夏生が傷付いた指を口に含んだ。
「痛い?」
「ううん…。」
「ちょっと待ってね?」
「もうこれで大丈夫だけど、ごめんね?まだ痛い?」
流し台の引き出しを引き出し、中にあった傷バンを取り出し傷付いた指に巻き付けた。
「痛い?」
「うん…。大根おろし、間に合うかな?」
「大丈夫よ!ありがとう。座って休んでて!」
「うん」
「誰でも最初から上手には出来ないのよ!一生懸命、頑張ってくれたじゃない!隼人さん自分を褒めて上げてもいいわよ!」
「でも……。」
「大丈夫!いっぱい擦ってもらったからソースが効いて美味しく食べられるわよ…。」
「うん」
彼は椅子に座り傷付いた手を空いてた片方の手を下にし痛みを堪えてた。
そんな彼を見てる内に知らず知らずの内に夏生の母性本能が目覚め始めてた。