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love is over
第6章 約束
「どうしたの?」
急にソファーから立ち上がった彼に夏生が声を掛けた。
彼が夏生に座っててと言い部屋から出て行った。
洗い髪をバスタオルで拭いてると缶ビールを一本、手に持った彼が部屋に戻り夏生に手渡した。
「飲んでもいいの?」
「飲みたかったんでしょう?」
「うん…。」
夏生が手渡された缶の蓋を開け飲み始めると彼がにこにこ笑った。
「隼人さんありがとう…。」
「美味しい?」
「うん…。凄く冷えてて、とっても美味しい!」
夏生が隼人に笑顔を見せた。
缶ビールを手渡し夏生に飲ませた隼人には、夕べのことが思い起こされてた。
夕べ、夏生はビールを飲み酔ってた。隼人にはそう見えた。
隼人が悪戯をしても目を覚ますことなく、ぐっすり寝入ってたことと、それが無関係だとは隼人は想ってなかったし疑ってもいなかった。
だが、それは薬を飲ませ眠った女性に性的な行為をする卑劣な犯罪者と何ら代わりがないことに隼人は気付いていなかった。
隼人は今夜も夏生に、ぐっすり眠って貰わなければ成らない訳があった。
「もう一本飲む?」
夏生が飲み干すと彼が聴いた。
「今夜は、一本で、もう十分…。」
出来れば、もっと飲ませたかった隼人を少しがっかりさせた。
「じゃあ寝ようか?」
彼が夏生を誘った。
「そうね…。寝よう……。」
その後、二人は階段を上り一旦、各々の部屋に別れた。
急にソファーから立ち上がった彼に夏生が声を掛けた。
彼が夏生に座っててと言い部屋から出て行った。
洗い髪をバスタオルで拭いてると缶ビールを一本、手に持った彼が部屋に戻り夏生に手渡した。
「飲んでもいいの?」
「飲みたかったんでしょう?」
「うん…。」
夏生が手渡された缶の蓋を開け飲み始めると彼がにこにこ笑った。
「隼人さんありがとう…。」
「美味しい?」
「うん…。凄く冷えてて、とっても美味しい!」
夏生が隼人に笑顔を見せた。
缶ビールを手渡し夏生に飲ませた隼人には、夕べのことが思い起こされてた。
夕べ、夏生はビールを飲み酔ってた。隼人にはそう見えた。
隼人が悪戯をしても目を覚ますことなく、ぐっすり寝入ってたことと、それが無関係だとは隼人は想ってなかったし疑ってもいなかった。
だが、それは薬を飲ませ眠った女性に性的な行為をする卑劣な犯罪者と何ら代わりがないことに隼人は気付いていなかった。
隼人は今夜も夏生に、ぐっすり眠って貰わなければ成らない訳があった。
「もう一本飲む?」
夏生が飲み干すと彼が聴いた。
「今夜は、一本で、もう十分…。」
出来れば、もっと飲ませたかった隼人を少しがっかりさせた。
「じゃあ寝ようか?」
彼が夏生を誘った。
「そうね…。寝よう……。」
その後、二人は階段を上り一旦、各々の部屋に別れた。