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love is over
第7章 父親
「びっくりさせちゃった…?」

「うん」

「隼人とおいで…。」

椅子から立ち上がった隼人を夏生が抱いた。

「大丈夫よ…、隼人、焦らないで…。ママが少しずつ教えて上げるから…元気を出して…、ママにキスして…。」

「ママ」

「なあに…?」

「僕、ごめんね…、何も知らなくてママを可愛がって上げられなくて…。大好きなのに…、僕……。」

「いいのよ…、さっきだってママを可愛がってくれたじゃない…、ほらっ…キスしてくれないの?」

長身の彼が少し腰を折るようにし夏生は爪先を立て両目を瞑り隼人にキスをさせた。

「ほらっ…、ちゃんと出来てるじゃない元気を出して…、ご飯を食べよう…?またお味噌が冷めちゃうでしょ…?」

「うん…。」

それから隼人が食卓用の椅子に座った。

「温かくしたしたから、いっぱい食べてね?」

「うん。」

隼人が元気を取り戻し、もくもくと食べた。

「ママどうした…?」

「隼人が食べてるのを見ていたの…。」

「美味しい?」

「うん。」

「ママ…隼人とに大事なお話しがあるの…、食べながらで良いから聴いてくれる…?」

「大事な話しって…?」

「私…子供が欲しかったの…。でもね…、子供もって夜泣きをするでしょう…、だから隼人が大学に入学するまで子供は作らないことにしたの…。」

「それってお父さんと、もうセックスしないって、こと?」
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