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巨乳OL恐怖のSM調教
第4章 選ばれる
ユリカの提案に客席から歓声が上がった。それとは対照的に沙耶の表情は真っ青になった。沙耶はユリカに許しをこうように首を小さく振った。

「わっ、凄い!先輩、もし当たったらどうします?鞭打ちの体験なんてなかなかできないですよ!ワクワクしますね。当たらないかなぁ」

「う、うん。私はあまり乗り気がしないから当たったら代わりにメグがやっていいよ」(でも、ちょっと興味あるかも。あんな可愛い子を虐められるなんてなかなかできないもの。なんか違う部分が目覚めちゃうかも…)

「ああ…ユリカ様。お、お許し下さい。ユリカ様の鞭でしたら何度でもお受けしますので…それだけはお許しを…」

ユリカに必死に懇願する沙耶。鞭の扱いに慣れているユリカは力加減を知っている。そして、マゾを喜ばせる為の鞭打ちのテクニックをマスターしている。それに比べで素人はただ力任せに鞭を打つ。それは単なる拷問でしかない。沙耶は以前に同じように素人に鞭打ちされ、ステージ上で失神してしまったことがトラウマとなっていた。

「フフフ…またステージ上で失神なんてしたらどうなるか分かってるでしょ?しっかり耐えるのよ。それじゃ、抽選を行うわよ。テーブルの上のコースターの裏に番号が書いてあるので私が読み上げた番号と一致した方が見事ご当選よ」

ユリカが抽選箱に手を入れた。箱の中のカードをよく混ぜ、その中から1枚のカードを引き出した。

「ワクワク…当たりますように」

(当たったらどうしよう…さっきはメグに譲るって言ったけど。う~ん、こんな気持ちになるなんて私ホントはSなのかな?)

「当選者を発表するわ。鞭打ち体験の当選者は…37番のお客様よ!」

ユリカが37番と書かれたカードを左手で高々と掲げた。店内の客たちは皆、自分の番号を確認し、一喜一憂している。

「あー、私は36番だった…ハズレね」(残念…惜しかったわ。1番違いね。あれ?でも私が36番ってことは37番を持っているのはもしかして…)

「あっ、当たった!先輩!メグが当たっちゃいましたよ!うわぁ、どうしよう…ドキドキするなぁ」

鞭打ち体験は愛実が当選した。黒服のボーイに誘導され愛実がステージに上がった。間近に見る女王様の存在感に圧倒される愛実。緊張が隠せない愛実にユリカは優しく話しかけた。

「おめでとう。フフフ…緊張しなくて大丈夫よ。貴女の名前を教えてちょうだい」
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