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巨乳OL恐怖のSM調教
第10章 不夜城
金曜日の20時。有名な六本木の交差点。週末はいつも以上の人の多さに驚かされる。今日は朝まで眠らない街となる六本木。そこに美穂と愛実の二人はいた。再びSMバーのMISTを訪れる為に。

(ああ、結局また来ちゃった…メグに脅されたとはいえ1週間で2回も六本木に来るなんて初めてよ。流石に週末は人が多いわね。それにしてもメグは何を企んでいるのかしら…)

美穂は愛実を疑っていた。SMバーに行き、ショーやお酒を一緒に普通に楽しみたいだけなどということはありえない。何かを企てているに違いないと。ここ数日間はそればかりを考えていた美穂だった。そうこうしているうちに二人はMISTに辿り着いた。六本木の表の賑わいとは違いこの辺りはひっそりとしていた。地下への階段を下り、重たい鉄の扉を愛実がノックすると黒服のボーイが顔を出した。

「いらっしゃいませ」

「こんばんは、ボーイさん。また来ましたよ!今日も楽しませてくださいね!」

「愛実様、美穂様。お待ちしておりました。ご案内致します。こちらへどうぞ」

「えっ?名前を…それにお待ちしておりましたってどういうこと?ちょっとメグ!」

前回とは違う黒服のボーイの対応に不安が高まる美穂だった。それと同時に愛実に対して更なる疑いを懐くことになった。普段は冷静な美穂の語気が強まっていく。

「事前に予約の電話を入れておいただけですよ。週末は混むかなって思って。美穂先輩、またそんな怖い顔しないでくださいよ」

「あっ、そうなの。予約してたの…」(なんだ。予約してたのか…落ち着かないと。またメグのペースに持っていかれるわ)

「まずはこちらの仮面をどうぞ。前回はショーにご協力いただきありがとうございました。ユリカ嬢が直接お礼を言いたいとのことですので、ショーの前にユリカ嬢の控え室にご案内いたしますので…」

「えーっ!スゴい!ユリカ様の控え室に入れるんですか!是非、お願いします!」

「ちょ、ちょっとメグってば…」(またユリカ様に会える…あんなエッチな妄想した後だから会えるのはうれしいけどちょっと怖いわ。大丈夫かな…)

美穂と愛実の二人は仮面を装着し、女王ユリカの控え室へ通された。部屋に入ると奥の椅子にオーラ全開のユリカが座っていた。美穂はそのオーラに圧倒され身体が固まっていた。
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