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第10章 不夜城

「フフフ…今日は美穂の公開SMショーよ」

「えっ、私の公開SMショーですって？それはどういうことですか？」

突然、部屋に4人の使用人らしき男たちが入ってきた。美穂が悲鳴をあげるよりも早く、一人の男にボールギャグを口に押し込まれ、言葉の自由を奪われた。さらに屈強な男2人に四つ股を押さえ付けられ、ジャケット、ブラウス、スカートが剥ぎ取られ、美穂はブラジャーとパンティーだけの無惨な下着姿にされてしまった。

「！？…うぐぐ。んっ、んんーんっ！うぶっ、んぶっ…」（えっ？何が起きてるの？この人たちは何なの？イヤ！脱がさないで！）

手足をバタバタとさせ激しく抵抗する美穂だったが、両手首に革製の手枷が嵌められた。下着姿で拘束され、徐々に身体の自由を奪われていく恐怖に美穂は泣き叫んだ。しかし、ボールギャグを口に押し込まれている美穂の叫びは言葉にはならなかった。

「うぶぶ！んっ、んんーんっ！」（えっ、何これ？手錠？私、拘束されたの？イヤぁ！助けて！誰か助けて！このままじゃ…）

さらに両足首には短い鎖で繋がれた革製の足枷が嵌められた。女を人形のように扱い、拘束することに慣れた手つきの男たちによって美穂はあっという間に手足の自由まで奪われてしまった。最後は愛実によって首輪を嵌められ、美穂の拘束は完了した。

「うっ、んぐっ、んんっ…んんっ！」（えっ、ウソでしょ。首輪まで？た、助けて！誰か助けて！）

「フフフ…先輩。いい格好ですね。首輪がとっても似合ってますよ。やっぱり先輩にはマゾの格好が一番似合いますね」

（メグ！やっぱり騙したのね。私、罠にハメられたの？どうしたらいいのよ。拘束されて、これじゃ絶対に逃げられないわ…）

美穂は下着姿で手足を拘束され、首輪のリードはユリカががっちりと掴んでいる。さらに4人の使用人の男が美穂を取り囲んでいた。逃げることなどは絶対にできない絶望的な状況であった。

「うぐぐ、んんっ、んっ…うぅ…」（やだヨダレが垂れちゃう。それにこれ声がまったく出せないじゃない。ボールギャグってホントに言葉の自由を奪う道具なのね）

「あらあら、ヨダレなんか垂らしちゃって恥ずかしいわね。じっくりと可愛がってあげるから楽しみにしてなさい。時間は朝までたっぷりあるんだから」