この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
背徳は蜜の味
第10章 人妻その十 ~補導した少年と禁断の関係~

けっこう長い距離を一緒に歩いた。
少しずつ酔いが覚めてきたのか、彼の歩調もしっかりしてくる。

「どこまで連れていく気?」

仲間の半グレのアジトにでも連れ込むつもりかしら?
それなら好都合だわ。
仲間も一同に叩きのめしてあげるわ。

でも、もし、仲間が武器を持っていたらどうしよう…
鉄パイプぐらいならかわせるかも知れないけど、
ナイフの類いの刃物や、それこそチンピラに譲り受けたハジキ(ピストル)などを持っていたら万事休すだわ…
そんなことを想像すると、香苗の身体中から汗が吹き出し始めた。

「ここにしようぜ、ここなら静かでゆっくりと話も出来るしさ」

彼が立ち止まってココにしようと言った建物は
ラブホテルの入り口だった。

「ここって…ラブホテルじゃない」

「二人っきりで話そうじゃないか
スナックやバーでもいいけど、なかなかうるさい所だし、ここなら本当に二人っきりで話せるじゃん
それとも、おねえさんはこういうところは初めて?」

「バ、バカにしないでよ!ラブホテルなら何度も利用しているわ!」

威勢のいい台詞を言ってみたけれど
本当は夫と結ばれるときに一度だけ利用しただけで、妙にドキドキしてしまう。
まさか、この子、私とセックスをやりたがっているの?
そんなわけないか…
この子にしてみれば三十路近くの自分なんて「おばさん」の領域そのものだろうし…

怖じ気づくのも癪なので、
「いいわ、ここでゆっくりとお話しましょ」と
半ば香苗が連れ込むような形でラブホテルに足を踏み入れた。

/244ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ