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背徳は蜜の味
第10章 人妻その十 ~補導した少年と禁断の関係~
部屋に入ったものの、
それからどうしたものか頭がパニックになって
香苗は部屋の片隅で棒立ち状態になってしまった。
「とりあえずさ、シャワーを浴びなよ」
補導員の香苗が目の前に居るというのに
彼は平然と冷蔵庫から缶ビールを取り出した。
「シ、シャワー…?!」
ああ…やっぱりこの子は私をいたぶろうとして
ここに連れ込んだんだわ…
思わず後退りして部屋から逃げ出したくなる。
「えっ?あ、違うよ!
おねえさんさぁ、自分じゃ気づいてないんだろうけどさ、やたら汗をかいてて…少し…その…臭うんだよ…」
言葉にガーゼを被せて相手を傷つけないように言ったつもりだろうけど、香苗が臭いと露骨に言われて
ハッ!となった。
ココへ来るまでに変な想像して
やたらと脂汗を流したものだから
気づかぬうちに体臭がすごいことになっていた。
「ん?やっぱり恥ずかしい?
じゃあさ、一緒にシャワーを浴びようよ
俺も裸になるからおあいこだろ?
実は俺も酔っぱらって、それなりに汗をかいちゃったんだよね」
香苗がどうぞお先にというよりも早く
彼は黙々と香苗の目の前で裸になってゆく。
「ま、待ちなさい!まさか私の目の前で素っ裸になるつもり?」
「当然じゃん、ここ、ラブホテルだよ
脱衣室なんてあるわけないじゃん
それにパンツを履いたままシャワーするほど頭がぶっ壊れてないよ」
恥ずかしげもなく、彼は最後の一枚を脱ぎ捨てた。
若々しい全裸を見せられて、思わず香苗が「きゃっ!」と小さく叫んで目を閉じた。
「へへへ…おねえさんって案外と初心(うぶ)なんだね」
ほらほら、こっちを見なよと彼が言うので
薄目を開けて眺めたら
彼は悪戯心満載で腰を振った。
当然、股間のモノもブラブラと淫らに揺れていた。