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背徳は蜜の味
第11章 人妻その十一 ~温泉で犯されて~
露天風呂に足を踏み入れると
何だかやけに騒がしかった。
「この子達ね、女将さんが言ってた大学生のグループって…」
高校生よりも体格はしっかりしていて
成人しているグループのようだが、
お湯をバシャバシャ掛け合って騒いでいる。
体格は大人でも頭の中身は小学生のようなグループだ。
「おい!君たち!
ここは公共の場なんだからね
もう少し静かに入浴するつもりはないのかね!」
多分、妻がいるから男らしくビシッと叱りつけて
格好つけたかったのだろう。
フルチンで湯から立ち上がって仁王立ちするものの、一つ間違えれば滑稽とも言えなくはなかった。
叱られた大学生のグループは「チッ!」と舌打ちして「興醒めしたから温泉から出ようぜ」とこちらを睨みながら出ていった。
その中の一人の青年が分別があるようで、
夫妻に近づくと「騒いでしまって申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。
「いや、わかってくれたらそれでいいんだ」
青年が近づいてきたことで夫はかなりビビったのだろう。股間のイチモツがこれほどまでに小さくなるのかと縮こまっていたので、秀子は可笑しくてクスクスと笑ってしまった。
やがて、その青年も仲間の後を追って立ち去っていった。
「あなた…格好よかったわ」
露天風呂に二人っきりになったのを機に
秀子は甘えて夫の胸に顔を埋めて甘えた。
「コレ…縮こまってしまっている…」
元に戻してあげようと
秀子は湯の中で夫のイチモツをニギニギしてあげた。
「公共の場ではおとなしくしなさい」と夫は注意したはずなのに、舌の根も乾かないうちに秀子に接吻を求めてきた。
秀子だって頼りになる夫の姿を見て惚れ直していただけに、そのキスに応えるように激しく舌を絡ませてゆく。