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背徳は蜜の味
第12章 人妻その十二 ~男子生徒と禁断の関係~
夫は射精してもカチカチのままだった。
口に射精された精液を飲み干しながら、
マジでパンストとショーツを脱いでベッドに上がって騎乗位でハメようかなと思ったその時、
バッグの中でスマホが着信を知らせてきた。
「おいおい、病院だぞ
スマホの電源を切っておけよ」
無粋な電子音だなと
夫はバッグを睨み付けながらブツブツと小言を言った。
「緊急の呼び出しかもしれないわ」
香織はバッグを手にすると
急いで通話エリアの廊下に走った。
連絡は校区の補導員からでした。
- あ、住吉先生でいらっしゃいますか?
わたくし、補導員の金岡と申します
霧崎翔太という生徒さんを補導したんですが、
ご足労ですが警察署まで来ていただけますか? -
補導?警察?
これは只事ではないと香織は未練タラタラの夫に「急用ができたの、続きは退院してからね」
そう早口で別れを告げると
マイカーのハンドルを握って警察署に向かって車を発進させた。
警察署の受付けで生徒が補導された旨を伝えると
「ああ、住吉先生ですね?
指導室は4階のエレベーターを出て突き当たりの部屋です」と教えてくれた。
急いで4階に上がって、ノックするのも忘れて指導室のドアを開けた。
そこには年輩の補導員が座っていて、その向かいには、よく知っている霧崎くんがしょげかえって体を小さくして座っていた。
「すいません、担任の住吉です」
「ああ、住吉先生、お待ちしていましたよ」
補導員の金岡が言うには
あきらかに未成年である女性をラブホテルに引きずり込もうとしていたというのだ。